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エレベーターリニューアルについて。 最近、エレベーターの部品供給停止が公になってきました。 メーカー各社ともに設置より25~30年経過したものについて、 順次部品の生産を終了する様子。 建物の資産価値を維持する上でも、非常に重要な懸案事項と なりつつあるのではないでしょうか。
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ニューヨークの恋人

NYを舞台にした作品が多かったラブコメの女王メグ・ライアンが、
NYを舞台に時代を超えた運命の出会いを描いたファンタジー。

1876年、ニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、愛する女性とめぐり逢えないまま、
結婚相手を決めざるをえない状況にあった。

そんな時、彼はブルックリン・ブリッジから落ちてしまい、現代のニューヨークにタイムスリップ。
仕事にも恋にも疲れた広告会社で働くキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)は、
元ボーイフレンドであるスチュアート(リーヴ・シュレイバー)のところに転がり込んできた
レオポルドと知り合い、彼の奇妙なふるまいにとまどいつつも、徐々に親しくなっていく。

そしてケイトは、バッグをひったくられたのをレオポルドが馬に乗って助けてくれたことから、
彼に恋心を抱きはじめる。そんなある夜、ケイトは会社重役のJ.J.(ブラッドリー・ウィットフォード)
に食事に誘われる。

ケイトを愛しはじめていたレオポルドは二人が食事しているレストランに乗り込み、
J.J.の俗物ぶりを痛烈に暴きだす。

怒り傷ついたケイトが翌朝レオポルドから受け取ったのは、誠意にあふれた美しい手紙。
ケイトとレオポルドは恋仲になるが、やがてレオポルドは19世紀に帰ってしまう。

そしてある令嬢との結婚の準備を進めるが、そこに、せっかく手に入れた重役のイスを捨て、
ケイトがタイムスリップしてやってくる。かくして2人は19世紀でめでたく結ばれるのだった。

実は、このレオポルド公爵、発明家でもあったようで、
現代のニューヨークに設置されているエレベーターを見て
その将来性に着目。

実際に電動式エレベーターが実用化されたのは1880年ころ
なので、タイムスリップして過去に戻ってから4年後に製品化して
ひと儲けしたのでしょう。

実用化に際しては、もちろんケイト(メグ・ライアン)の
助言があったはずです(^^

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戸開走行保護装置

2009年9月28日に施行され、新たに加えられた
検査項目は全部で8項目(一部施行済みあり)

・駆動装置等の耐震対策
・戸開走行保護装置
・地震時等管制運転装置
・カゴの戸及び敷居
・カゴの照明装置
・カゴの非常救出装置
・施錠装置
・昇降路内及びピット内の耐震対策


中でも特筆すべきは、戸開走行保護装置でしょう。

2006年、東京港区の共同住宅におけるエレベーター
事故を契機として安全対策の強化を図ったもの。


戸開走行保護装置とは、
いわゆる「二重ブレーキ」のことです。

エレベーターの戸(ドア)は、人が乗る部分のカゴの戸(ドア)
と、各階にある乗り場の戸(ドア)とに分かれている。

通常、エレベーターが走行中に異常が発生し、乗り場のドアが
開くと緊急停止するようになっています。
数か所の乗り場ドアが開いたままエレベーターが走行していたら
とても危ないですよね。

映画ターミネーター2だったと思うのですが、未来からやって来た液体金属
のようなターミネーターが、シュワちゃんと母子二人の乗ったエレベーターを
襲うシーン。

悪ターミネーターがエレベーターの乗り場ドアを無理やりこじ開けて、
走行中のエレベーターのカゴ上に乗って襲ってましたね。

あのエレベーターが本当にあるとしたら、とんでもない不良製品です。
だって、乗り場ドアが異常に開いたにも関らず、普通に走行していたのですから。
本来、走行中に乗り場ドアを開けたら緊急停止しないといけません。

もうひとつは、定格速度を超えた場合の非常停止。
あの液体金属生命体は比重がとても高いと思われる。
そんなヤツが、乗り場ドアからカゴの上に飛び降りたら、
瞬間的に定格速度を超えて非常停止するはずです。

どちらも作動していないということになりますね(^^

余談になりましたが、

戸開走行保護装置とは、エレベーターの駆動装置や
制御器に故障が生じ、カゴ及び昇降路のすべての出入り口
の戸が閉じる前にカゴが昇降したときなどに、自動的に
カゴを制止する安全装置のことをいいます。

つまり、一つのブレーキに異常があっても、もう一つの
ブレーキで補おうというものです。



既存不適格とは?

エレベーターの安全に係る技術基準の見直しが
行われ、建築基準施行規則及び建築基準施行令の
一部に改正が行われた場合、その施行日よりも前に
設置された設備については「適用していなくてもOKデス」、

現行の基準では「不適格」だけれど、「既存の設備については
OKデスヨ」というもの。

設置から25~30年を経過しているエレベーターについては、
ほぼ該当すると思われます。

また、新しくても、2009年9月28日よりも前に設置されたエレベーター
については既存不適格項目に該当する場合があります。

「不適格」ではあっても、通常の使用に影響を与えるものでは
ないので、高額な費用をかけて現行の基準に適合させる必要
もないと考えます。

リニューアルをおこなっても、現行の技術基準を満たさない限り、
この「既存不適格」項目は継続して残る形となります。

定期検査と既存不適格

「定期検査」とは、年に一度実施される定期の検査をいいます。
毎月、あるいは、数か月に一度実施される「定期点検」では
ありません。

自動車でいうところの「車検」と同じような感じです。

建築基準法では、建築物の所有者、管理者または占有者は、
その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に
維持するように努めなければならない(法第8条第一項)とされて
います。

さらに、特定行政庁(県知事、市長など)が指定する建築物の
所有者(所有者と管理者が異なる場合は管理者)は、定期に、
専門技術を有する資格者に検査をさせ、その結果を特定行政庁
に報告しなければならない(法第12条第一項及び第三項)。

なお、定期検査をすべきであるのに行わなかったり、虚偽の
報告を行った場合は、罰則の対象(100万円以下の罰金)
となります。

リニューアル(モダニ)

メーカーにより、表現方法は違うものの、内容は
ほぼ同じと考えて良いでしょう。

・リニューアル
・モダニ
・モダニゼーション

などなど。

http://www.beec.or.jp/07/07_1_in3.html


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また、2009年に建築基準法施行規則及び建築基準法
施行令の一部改正がおこなわれました。

一般的なリニューアルとしては、

1.制御盤の交換
2.巻上機の交換
3.調速機の交換
4.主、調速機ロープ交換
5.制御ケーブル
6.ドアコントローラー交換

などが挙げられます。

カゴや主レール、乗り場ドアなどはほとんどの場合、
残す形となっているようです。

2009年に改正された建築基準法に適合させるには、
かなり費用がかかりますね。
そこで、2009年9月28日よりも前に設置されたエレベーターについては、
改正された建築基準法に適合していなくても「既存不適格」として、
定期検査をクリアできるようにしています。

部品供給停止に対応するため、
マンション、ビルなど、建物の生涯のうち、一度はエレベーターの
リニューアルをおこなう必要があるのではないでしょうか。

また、経過年数を重ねてくると、安全性の問題、故障発生率の
高まりなども考えられるため、適切な時期でのリニューアルが
求められます。




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